フィリピンの言葉で「花の中の花」と呼ばれる「イランイラン」は6~10mにもなる大木です。さらに大きいものだと15~20m。ビルの何階建てに相当するのかさえちょっとわからないくらい大きな木ですね。
天高く茂り甘く濃厚な香りを放つイランイランの森。。。
それはロマンチックというよりなんのためにそんなにあなたは甘いのと・・・問いかけたくなる自然の不思議。
イランイランは好き嫌いがはっきり分かれる香りです。この精油を「大好き」と積極的に使う方はあまりお見かけしません(スタッフの個人的な感想です)。
でも!もったいない!!
【イランイランの心身への作用】疲れや緊張、不安感やイライラを鎮める作用があるといわれています。
つまり。使い方によっては「リラックス」に導いてくれる香りなのです。
そのまま使うよりブレンド向きなので
柑橘系の香りとブレンド・・・爽やかな香りの中にしっとりとした花の主張が。
樹脂系の香りとブレンド・・・厳かなオリエンタル間の中に隠れた華やかな女性らしさが。
数種類の精油とブレンドすることで濃厚な香りは神秘の香りに変換されていきます。
ただし使い過ぎには注意が必要です。1滴の香りが強いので、控えめに加えながら他の精油とのバランスをみて香りを調整していってください。
先日行われた「精油ラボ」講座でも生徒さん達はそれぞれ想い想いの香りを作り出していました。
この日は12滴の精油を用いてのアロマロールオン作り。3~4種類のブレンドをすることで「爽やかな香りになりました」というご感想もいただきました。
たまには、リラックスのための芳香浴にも1滴のイランイランを垂らしてみてはいかがでしょうか。