平成31年4月30日。
東京は少し肌寒い雨模様の平成の最後の日です。

まるで今年二度目の大みそかと元旦を迎えるみたいに、テレビは平成を振り返る番組で盛り上がり。
平成の世に生まれたSNSでは「ありがとう平成」が止まらない。LINEも新しいスタンプが続々出てきてにぎやかです。

今上天皇のご退位に深い感謝の気持ちと、これからのお時間を美智子様と穏やかに大切にお過ごしいただきたいと誰しもが願っているからなのでしょうか。日本人の心が温かく一つの想いにつながっているのを感じます。

平成の間にアロマテラピーも大きく変わりました。
30年前、日本ではまだアロマテラピーの認知度は低く、一部の医療関係者・博識者、海外生活の経験のある方や、新しいものに敏感な人が知っている程度。「それなに?」みたいなどこか遠くのものでした。

それが今では「アロマ」を知らない人はいないくらい日常的な言葉にランクアップしました。「認知症にローズマリーをラベンダー」というのはアロマテラピーに関心が薄い方でも案外知っていたりしますよね。

とは言え、、、アロマテラピーが正しく広まっているかというと、そうではありません。
まだまだです。

「アロマテラピーって心を身体にこんなにいい」「こんなふうに使える」。生活に密着したツールであることをもっとたくさんの方にきちんと知ってもらいたいと思っています。

とかくストレスの多い社会に暮らす疲れた人の頼れる存在となれる!
昭和から平成の時代を駆け抜けたお年寄りの方々にそっと寄り添える!
たくさんのアロマセラピスト、アロマテラピーインストラクターやアドバイザー、そしてハンドセラピスト・・・どんどんアロマを広めてくださる方をこれからも当スクールは育てていきたいと考えております。

アロマテラピーを必要をされる方にもっともっとお届けできるように。時代の変わり目にふと思うスタッフです。